『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』 S1E6の感想

この記事はネタバレを含みます。

E4とE5の感想を飛ばしてしまっているのですが、E6(第6話)で一気に話が動き始めた感じがあり、自分の中で感想を整理したいので先に書いてしまいます。

今の時点で感じたことを書き殴るので、後日またちゃんと書き直すかも…?

今読み返してみると、第3話までの感想ではガラドリエルについてあまり良い書き方をしていなかったのですが、ヌーメノールに着いてからの第4・5話では、相変わらず武闘派ではありますがバタバタ感もおさまり、ミーリエール相手にも堂々と要求を通したり、やはりさすがの貫禄。
ガラドリエル役の方の演技の緩急がなんか心地良いです。

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で、今回の第6話。
シーズン1も残すところあと3話というところで、めちゃくちゃ大事な回になりましたね。

これまで、ガラドリエル周りの話、アロンディル・ブロンウィン・テオらの南方国の人々の話、エルロンドとドゥリン周りの話、ノーリたちハーフットとよそびとの話、と4つに分かれていたストーリーラインが、第6話中盤で前者2つがついに合流。

絶体絶命からの騎馬隊登場、の流れは映画ロードオブザリングにもあったので、グッとくる…。
ついでにそこからまた絶望に叩き落とされるところまで踏襲。ひー。

まあそれはそれとして、そこからが一波乱。

ガラドリエルとアダルの対話シーンで、アダルは自分にとって子供達のような存在のオーク(アダルは頑なに”ウルク”と呼んでいますが)をたくさん犠牲にしたサウロンを恨み、殺したと言っていました。

そして、その前のシーンでハルブランドがアダルに自分を覚えているか?と聞き、アダルが知らないと言うシーンがありました。

私は初登場時からなんとなくハルブランドに胡散臭さを感じていて、ハルブランド=サウロンなのではないか?と思いながらずっとドラマを観ているので、そのシーンで、アダルはサウロンを倒したつもりだけれど実は生き延びていて、それがやっぱりハルブランドなんだ!と、一瞬興奮。

しかし本当にサウロンを恨んでいるなら、サウロンが必要とする鍵(テオが見つけて持っていた剣の柄みたいなやつ)を求めて人間を執拗に襲ったり、そもそも、日に当たることのできないオーク達にボロ布みたいなのを着せてまでせっせと穴掘りしたりしないですよね。

村の地下に水が押し寄せてくる気配を感じて薄ら笑いを浮かべていたうえ、ラストの滅びの山の噴火で大混乱の中、まんまと逃げていたし‥。

でも、第4話か5話で人間(ごめんなさい名前忘れました)にサウロンと呼びかけられたアダルは怒っていたような気がするので、やはり多少は恨んでいるんでしょうか。
それとも単に畏れ多い存在と間違えられて無礼な!と怒っただけ?

それと、鍵をすり替えたのは誰!?
アダルが抱えて馬に乗っていた時点で偽物だったんでしょうか。別の人(オーク?)が本物をエルフの塔に持って行った?ハルブランドがすり替えた?(どうしてもハルブランドを信用できない私。笑)

というかそもそも、サウロンはエルフではないのに、エルフの塔のところに滅びの山を大噴火させるスイッチがあるのが謎というか…。
いや、滅びの山自体はべつにサウロンのものというわけではないので、そこは変ではないのか。

あと、アダルが頑なにオークをウルクと呼ぶのが気になります。
映画ロードオブザリングでは、サルマンが魔術でオークを改良した、屈強な戦士がウルク=ハイと呼ばれていたけど、そこに繋がるんでしょうか。でも映画とはあくまで別物だし…原作小説でもウルク=ハイって出てきてたっけ…。

今回はエルロンド周りとハーフット周りは登場しませんでしたが、残り2話でそのあたりとも合流することはさすがにないかな?

でも、今回みたいに1話でいきなり展開があることもありますからね。
シーズン1が終わるまでによそびとが誰か分かるといいのですが…順当にサルマンかガンダルフでしょうか。

映画で滅びの山付近は焼け野原のようになっていたけど、この時の噴火でそうなったんですかねー。
ガラドリエルは逃げなくて大丈夫!?笑

あ、それと、イシルドゥアがなかなか良いキャラしてますよね。
良いキャラというか、いずれ重要人物になるのが分かっているので、多分にバイアスはかかっているんですが。
でも人として、兵士として少しずつ成長しつつ、根本的な弱さはずっと抱えていそうで、あーこのイシルドゥアなら最終ああなるわー、と、すごい納得感。

ということで、とりとめないですが、一旦ここまでにします。
それでは!

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